2003/04/13 (Sun) 「花の紅天狗」新感線G.T.B.W.
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「ガラスの仮面」をベースにした設定で、ミュージカルのパロディオンパレードでした。
【ストーリー】
ソバ屋の出前持ちの娘・赤巻紙茜は、伝説の舞台「花の紅天狗」の上演権を握る伝説の女優・月影花之丞に天才的な演劇の才を見いだされ、芝居の道へ。月影花之丞一座で、ライバルの桜小町カケルと競い合って「花の紅天狗」を目指すが、「紅天狗」上演に異常な執念を燃やす芸能プロダクション社長・仰 天一郎(あおぎてんいちろう)はあの手この手を使って妨害工作をはかる。
パロディって、元ネタを知らないと面白さ半減ですよね。
知らない人は何が可笑しくて笑っているのかもわからない。
今回の客席の笑いも、はっきり分かれていました。
かなり見ている方のわたしでも、作品の存在は知っていても見たことがないのがあったし、はたして普通の新感線ファンにはついていけなかったのではないかしら。
後半の劇中劇「モーツァルト対アマデウス」が白熱して面白かったのに、よりによってこの元ネタ「モーツァルト!」をわたしは見ておらず、とても悔しかったです。
パロディを見て、オリジナルに興味がわくとは……
花之丞のライバル麗子による関節話法(誤字にあらず)に驚嘆し、仰天一郎・池田成志の熱い芝居に「ジキルとハイド」で急降下した評価を修正。
彼は、形(パターン)で演じるこういうおポンチはったり舞台の方が向いているのだろうか?
わたしが好んで見る新感線の作品は、心情を表現するというより、言動で記号化された人物を描写するタイプの演技を要求される舞台だと、かねがね思っていましたが、そういうことなのか?
シチュエーションを際だたせるためには、登場人物をパターン化させた方がわかりやすいんだよね。
振付師としての認識しかなかった川崎悦子さんには、前述の関節話法で驚かされました。妙にカクカクとした動きを絶えることなく続けながらの台詞は、いくら身体をコントロールすることに長けているダンサーであっても大変なことだったと推測します。
巨乳好きな医者・藪雨史郎の粟根まことは、いつもながら、オタク気味の男を演じさせたら天下一品でした。
高橋由美子は、2幕の「モーツァルト」のパロディが迫力でした。確か彼女は本物の「モーツァルト」でアマデウスの姉を演じていたんだよな?
赤巻紙茜:高橋由美子、月影花之丞:木野花、桜小町カケル:森奈みはる、仰天一郎:池田成志、上川端麗子:川崎悦子、藪雨史郎:粟根まこと、瀬戸際我志郎:逆木圭一郎、コーセー・オースチン:右近健一
<ル テアトル銀座 PM2〜5:10 休憩15分>
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