もちろん、すべてのキャストを見たわけではありません。
とてもじゃないけどわたしはレ・ミゼフリークとは言えないです。「ワンシーズンに1回は見に行きましょうか」という程度のリピーターですから。
以前は、月イチ位で行ったこともありますが、その頃はまさかこんなに頻繁に再演するとは思わなかったからね……一生懸命通っていたのです。
そんなリピーターでも、リピーターはリピーター。初演から見続けていれば結構な観劇回数に達しています。そうなれば自然に、好みやひいきが生じてくるものです。
で、考えてみました。マイ・ベスト・キャスティング
- ジャン・バルジャン
- 滝田栄(3人のバルジャンのうち1人しか見られないとすれば、わたしは滝田さんを選びます。演技が素朴とか、歌がいまいちとか言われているのもわかるんだけど、とにかくこの人のバルジャンに無条件で「お父さん」を感じてしまい、わたしはこれに抗えないの……)
- 山口祐一郎(「bring him home」の1曲だけのために、舞台を見に行ってもいいと思わされてしまいます)
- ジャベール
- 今井清隆(歌が圧倒的存在感だったの)
- マリウス
- 時にこだわる人はいません。大差を感じないので。
ちなみに初演時に関して言えば野口五郎よりも安崎求だったんだけど、その野口さんだって思っていたより悪くなかったのでありました。ところで「カフェ・ソング」で一人生き残ったマリウスの後ろに革命の仲間達が立つのですが、ある時から立ち方が変わりました。なぜだろう?と思っていたのですが、設定が変わったのだそうです。以前は『亡霊』ということだったのですが、今は『マリウスの幻想』だそうです。えーと、個人的には『亡霊』の方があのシーンは悲しかったです
- エポニーヌ
- 島田歌穂(どうやっても彼女を越える人はまだいない)
- アンジョルラス
- 岡幸二郎(その華麗なアンジョルラスは超新星のようでありましたよ。それまでもこの役には気を引かれていて、Wキャストでも声の強い役者さんの方を贔屓にしていましたが、なんかもうまったく別次元)
- コゼット
- 特にこだわる人はいません。コゼットってガラスケースの中のお人形さんみたいで、どうも感情移入できないしなあ。強いていうなら、純名里沙か鈴木ほのかが良かったかな
- ファンティーヌ
- 岩崎宏美(歌謡曲出身だからって劣るとは思わん!あの透き通った声で母の悲しみを歌われたら泣くっきゃない)
- 鈴木ほのか(2000年に見て、岩崎さん以外で初めて感動したのでした)
- テナルディエ
- 斉藤晴彦(……なんだかんだ言ってもチビでケチな小悪党って感じが一番合うのはこの人。あの悪声までもが説得力になっている)
- テナルディエ夫人
- 特にこだわる人はいません。強いて言うなら鳳蘭のは怖い女将さんで強烈な印象があります。どうも下品になりきれていない感じのする陽性の森公美子の女将も、個人的には好きです。レ・ミゼ的にどうかは微妙だけど)
- ガブローシュ
- 山本耕二(だってうまかったんだもん。子役の名前を覚えたなんて前代未聞。この人以外では歌舞伎の今泉愛ちゃんだけよ〜愛ちゃんは今頃どうしているのでしょうか…)
- 司祭様
- 大場公之さん(美声なんです!第一声を聞いた瞬間、鳥肌が立ちました。名前を一発で覚えて、以後、この方の出演は舞台を見る時の選択要素の一つとなりました。現在は訳詞と歌唱指導でよく名前を見かけます。もう自身では舞台に立たないのかな?)
あれ?なんで大場さんだけ“さん”付け?
2001.01.31