総合職 加奈子のユーウツ
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本のデータ 年月日 1997年1月20日 書店 PHP研究所 著者 清水けい子 題名 総合職 加奈子のユーウツ ジャンル 小説 本の出所 S市立S図書館
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総合職という立場は、男性・一般職のどちらからも煙たい存在だと言われています。一流私立大学を卒業して、大手銀行に総合職として就職したOLがこの本のテーマです。総合職という立場で働いた女性なら、一カ所は共感できる部分があると思います。そして、主人公たちの恋愛模様が色を添えてくれます。
学生時代、優等生で通した主人公の加奈子は会社になかなか溶け込めません。学生は努力によって報われる仕組みでしたが、社会ではそうはいきません。努力してもそれが空回りしていると感じるのです。
男性社員の総合職への対応は、難しいものです。セクハラという問題もあります。つい、「触らぬ神に祟りなし」または「邪魔だから追い払う」のどちらかの行動をとってしまいたくもなるのでしょう。あまり同情したくないけれど。この類の問題はまだまだ始まったばかりだと思います。この物語のあとで加奈子が泣かないといいなあと思っています。
さすがPHP研究所の出版物!、なんだかいろいろ考えさせられてしまいました。
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