御家人斬九郎
![]()
本のデータ 年月日 1997年1月26日 書店 新潮社 著者 柴田錬三郎 題名 御家人斬九郎 ジャンル 時代小説 本の出所 新品で購入
![]()
フジテレビ系で連続ドラマ化されています。毎週水曜日午後8:00〜8:56です。去年もやっていたんだけれど、主演の渡辺謙さんの体調が悪くなったため、打ち切りになってしまったんです。そんなわけで今回も謙さんの体調次第で打ち切りになる可能性があります。でも、これははっきりいって最近の時代劇ではピカ一です。なんてったって、渡辺謙さんがはまり役です。そして、母上役の岸田今日子さんとのコンビが最高です。
本所割下水で最下級の御家人の9番目のよけいものの末子として生まれ、「残九郎」という名前をつけられた男。幕府からもらう禄では食べていけず、表沙汰にできない罪人の介錯を副業(かたてわざ)にしているための通り名が「斬九郎」。高齢ながら、健康で気丈夫な母親の麻佐女様と二人暮らしです。麻佐女様というのが、人並み外れた大食・食通で、かかる食費が半端ではありません。しかし、満腹の時に打つ鼓に斬九郎は惚れ込んでいているので止めろと言えず。副業に精出すことになってしまうのです。(ドラマではあまりにもがめついので銭九郎とも言われてしまっています。)
連作集で一つ一つのお話はとても短いのですが、登場人物は個性的で生き生きして、物足りなさはあまり感じません。娯楽性はたぶんテレビの方が上のような気もしますが、小説の方には時代小説特有の艶っぽさがあります。また、各話の題名が話し口調でなかなか笑えます。私個人としては、テレビと両方合わせて楽しめます。
それにしても、久しぶりの購入だというのに、私は何を買っているのだろう。どうしてこうミーハーなんだろう。(本の帯にドラマのキャストと謙様の写真があったんです。)
![]()
読んだ本1997へ