A型の女







本のデータ
年月日 1997年4月6日
書店 ハヤカワ書店
著者 マイクル・Z・リューイン
ジャンル ミステリー
本の出所 古本屋で購入






探偵サムソン・シリーズの第一作です。とりあえず、同作者のパウダー警部補シリーズの2作目「刑事の誇り」が気に入ったので、古本屋に置いてあったのを購入しました。古本屋って便利だけれど、気に入って所持している本が並んでいるのを見ると悲しくなってしまいます。部屋が狭いから、つまらなかった本は売っているんですが、私が売った本を「どうして売ってしまったんだろう?」と悲しい気持ちで見つめている人がいるかもしれません。

サムソンという探偵は、気が弱くナイーブで頭もまあ中の上という極めて一般的な人間です。聞き込みをする時に、見え透いた偽名を使ってしまったり、自分を隠そうとしてかえって相手を不審がらせたりしてしまうスーパーマンから、ほど遠い人間です。これをイライラして読むか、楽しみながら読むかは個人の都合ですが、たぶん私は楽しんだと思います。このシリーズが好きか嫌いかは、もう何作か読んでみないとわからないけれど、今のところはパウダー警部補シリーズの方が好きです。個人的に。

それにしても、依頼人の「生物学上の父親を探して下さい。」というセリフには面食らいました。原文でも同じようなニュアンスなんだろうか?翻訳もので、硬い表現が出てくると勘ぐりたくなる癖はどうにかした方がいいかも。






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