オレンジの壺(上・下)







本のデータ
年月日 1997年5月21日
書店 講談社文庫
著者 宮本 輝
ジャンル 小説
本の出所 古本屋で購入








図書館にあることはわかっているが、いつも貸し出し中。文庫本も既に出ているから、買えばいいんだけど、どうしようかなあと悩んでいる内にとうとう古本屋で見つけてしまいました。喜ぶべきだろうなあ。

最近、戦争の前中後を背景にした小説をなぜか読んでいるような気がする。オレンジの壺も関係あるといえばあるのかもしれない。大正時代に書かれた祖父の日記を遺言で受け取った離婚直後のヒロインが、日記の真相を確かめるため、フランス、アフガンと旅していくというストーリーだった。旅を続ける内に、真実が明らかになると思いきや、そうはいかず、旅を続ける彼女の心だけが確実に変化していくというのが、芸が細かいというか。それにしても、彼女の元夫の言葉は、他人事ながらめちゃめちゃ腹が立ってしまった。それを言うなら、言葉が違うだろう!と思ったんだけど、架空の人間のことだから忘れなくちゃ。






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