きらきらひかる







本のデータ
年月日 1997年5月26日
書店 新潮社
著者 江國香織
ジャンル 恋愛(?)小説
本の出所 図書館








Little Red Bookで、藤堂志津子さんの「椅子の上の猫」からいもづるとなっていた本です。りたさんからもお薦めの本だということです。図書館で見つけて、早速借りてきました。装丁がすごく綺麗な本です。

ゲイの夫とアル中の妻と、夫の恋人との不思議な関係を描いた小説です。こう書いてしまうと身も蓋もないけれど、リリカルできれいなイメージの小説です。愛を信じていない人から、愛を信じている人へと、あとがきにありました。別に、恋愛小説のような愛は信じてないけれど、もっともっと薄くて淡い愛着みたいなものだったらあると思っているから、一応信じていることになるのでしょうか?

それにしても、読んでいて苦しい小説でした。救いが現れるとしたら、登場人物自身が強くなる以外にないんですから。まあ、現実はそうですし、最近の日本の文学はこの系統が多いとのこと(嘘か本当か知らないけれど、雑誌にそう書いてあった)です。どっちかというと、現実逃避のために本を読んでいたんだなあと、自分を再発見してしまいました。






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