追込
本のデータ
| 年月日 |
1997年7月11日 |
| 書店 |
ハヤカワ文庫 |
| 著者 |
ディック・フランシス |
| ジャンル |
ミステリ |
| 本の出所 |
古本屋で購入 |
久しぶりに会った従兄弟は、妻を殺され家中の物を盗まれて呆然としていた。精神的に廃人となりかけている従兄弟を救うために、自身の冒険心を満たすために、チャールズ・トッドは、オーストラリアに旅立つ。従兄弟と偶然知り合った未亡人メイジイの共通点は二つ、オーストラリアでマニングスの絵を購入したこと、その後物取りに一切合切を奪われたこと。
主人公は、画家で競馬好き。競馬好きが高じて、馬の絵を描く画家になったらしい。主人公と似たもの同士でやっぱり画家の友人は、結婚して妻の「めんどり症候群」に捕まっているが、それと知らず友人夫婦を事件に巻き込んでしまうことになる。友情と、友人の夫婦関係、友人の妻の主人公に対する心情の変化の絡みがおもしろい。洋服で不機嫌が簡単に治ったりとか、ハンドバックに対する執念とか、友人の妻は馬鹿っぽい描かれ方をされているところもあるけれど、一カ所気に入ったセリフがあったので許してしまうことにする。このセリフ書きたいんだけど、ちょっとだけネタばれかも。
ディックフランシスの推薦者御三家は、ほおの木さん、Mustuさん、槙島りたさんでした。
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