| 年月日 | 1997年7月13日 |
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| 書店 | 文芸春秋社 |
| 著者 | 内田春菊 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 図書館 |
たぶん、ファザーファッカーの続きである自伝小説だと思います。何も書いてなかったのでわからないんですけれど。ファザーファッカーでは家出をしたところで終わるのですが、その家出で内田さんの波瀾万丈の人生が穏やかに変わったわけではないことが、よくわかります。
母親になるとはどういうことなんだろう?母親であり更に女であることとは可能なのだろうか?そして、両親に守られない子供というのはどうしたらいいのだろう?と考えさせられる話でした。両親が子供に愛情を持っていれば持つに違いない価値観を、主人公の静子が持っていないこと、もしその価値観だけでも持っていれば避けられたに違いない出来事、考えれば考えるだけこんがらがってしまいますが、内田さんは同情や哀れみを求めて書いているのではなさそうです。