| 年月日 | 1997年7月18日 |
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| 書店 | 新潮文庫 |
| 著者 | 吉行淳之介 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
入れ墨のある混血美少女の行方を探すうちに、主人公はいろいろな美女と関わり、思いを寄せる女性の正体を知っていくというストーリーです。雰囲気的には江戸川乱歩かなと思って読み始めたら、全然違いました。主人公は、朝の連続テレビ小説でもお馴染みの吉行エイスケさんを彷彿とさせます。
こういう男の人の視点から書かれて、おまけに美女が続々登場というと、ねっとりした雰囲気が伝わってきてむっとする小説(「失○○」の渡○○一先生とは言ってませんってば)が多いのですが、これはあっさりしていて最後まで読めました。本当は腹が立って然るべきストーリーなので、不思議です。あとがきにも、男の視点で書かれているわりに云々と書かれていましたが納得です。それにしても、透明人間ごっこは意地悪な遊びだと思うなあ。