| 年月日 | 1997年9月2日 |
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| 書店 | 新潮文庫 |
| 著者 | 藤沢周平 |
| ジャンル | 時代小説 |
| 本の出所 | 購入 |
用心棒日月抄シリーズ第二作。故郷に戻り、平和に暮らしていた青江又八郎のもとに、前作で不気味な登場をした大富静馬が藩の存続に関わる重要な文書を持って江戸に向かったとの知らせが届く。結局、用心棒家業で身を養いながらの静馬と文書の探索を行うことになる。用心棒仲間に、うらなりびょうたんのような米谷という愛妻家が加わり、前作で命を助けた佐知という女性の新たな魅力が描かれる。
相変わらず、出世には縁遠い又八郎が気の毒でもあり、おもしろい。シリーズが続いているのは読者である私には嬉しいけれど、又八郎の奥さんは可哀想だなあ、本当に。佐知さんと不倫しているわけじゃないけど、美人が側にいるわけだし、色男だし。