永遠も半ばを過ぎて
本のデータ
| 年月日 |
1997年9月24日 |
| 書店 |
文春文庫 |
| 著者 |
中島らも |
| ジャンル |
小説 |
| 本の出所 |
購入 |
地味な写植屋のもとに、高校の同級生だった男が転がり込んできた。彼は詐欺師であり、やがて好む好まざるに関わらず写植屋は、彼の大博打につき合わされる羽目になる。それは、ユーレイが書いたという小説の売り込みであった。
らもさんというと、教育テレビのソリトンの相談や、新聞の悩み相談でのとんちんかんな受け答えを真っ先に思い浮かべる。エッセイは何個か読んだことある。大変失礼なことですが、まさか小説が書ける人だとは思っていなかった。これは、らもさん的な登場人物がたくさん登場して、どたばたと話が展開して、楽しい小説だった。なんだか不思議な気分になった。写植屋とか詐欺とかやったことある人なのかなあなんて思っていたら、巻末に大量の参考文献があって、「おお、作家さんなのだな。」と感心してしまった(こういう考えが既にらもさんを馬鹿にしていた証拠なのだが。見直したから許してね)。
関係ないけれど、あとがきには笑い死んでしまった。あと、映画化されるそうだけれど、キャストが、豊悦に佐藤浩市に保奈美ちゃんだそうで、なんだか豪華で楽しみだなあ。きっと詐欺師は佐藤浩市で、写植やが豊悦で、美咲ちゃんが保奈美ちゃんだろうなあ。
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