| 年月日 | 1997年9月30日 |
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| 書店 | 角川書店 |
| 著者 | 馳 星周 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 図書館 |
遅ればせながらのチャレンジです。結論から言うと、おもしろかったけど好きじゃないと言ったところでしょうか。うーん、馳さんは人間関係に何かトラウマでもあるんだろうか。妙に、読者を警戒しているような気がします。私が読むと、なぜか、どんどん滑っていってしまって、心に何も残りません。単に相性の問題だといいんだけれど。
新宿の歌舞伎町を舞台に、台湾、中国(といっても北京系、香港系、上海系など数系統)の裏社会の人間が暗躍しまくる話です。主人公とヒロイン、重要な鍵を握る主人公の友人(?)は全て、日本人と台湾または中国人とのハーフという設定です。共通しているのは。どちらの社会からも受け入れられない、そして他人を信用しなくなるという心でしょう。ラストシーンはなかなか美しくてよかったと思います。(これを美しいと言ったら人格を疑われそうだけれど)