死国







本のデータ
年月日 1997年10月2日
書店 角川文庫
著者 坂東眞砂子
ジャンル
本の出所 古本屋で購入






死国=四国とは、連想は出来ませんでした。怖いのは嫌いなのですが、伝奇小説というものには妙に惹かれてしまいます。RE-QUINさんのところでは掲示板も含めて話題になっていたので、チャレンジしてみました。

東京での生活に疲れ、故郷の村に帰った比奈子は、かつての親友が死んだことを知る。初恋の人と再会し恋に落ちるが、二人の身辺に奇怪な出来事が次々に起こる。って書くと薄っぺらなありがちな話なのですが、比奈子の心の成長物語でもあり、ある意味で究極の恋物語でもあります。田舎の閉鎖的な部分と、物語の展開が噛み合っていて、なかなか楽しく読めました。

比奈子と親友(?)の関係が暴露されるエピソードは経験があるので(もちろん比奈子の方の立場だけど)、「これ、わかるわかる!!」って共感しました。でも、ここで痛いところをつかれたわりには、すーっと物語が通り過ぎてしまったのが残念です。







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