| 年月日 | 1997年10月11日 |
|---|---|
| 書店 | 講談社 |
| 著者 | 真保裕一 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 図書館 |
椎名倶楽部のお友達まきりんお薦めの真保さんです。「ホワイト・アウト」が一押しとのことでしたが、残念なことに図書館にはこれしかなかったので借りてみました。
偽札造りにかける男を主人公とした娯楽大作で、3部作となっています。紙造りや印刷等の背景を、じっくり取材して書かれたような感じです。裏打ちがあるからこそ楽しめるというような作品だと思います。本来はもっとくさくてためになる話の方が好みなのですが、一気に楽しく読めました。主要登場人物の知識や賢さと、なんだかアンバランスとも言える人の良さが笑えます。あと偽札作りに対する考え方が、あまりにも職人チックなので、犯罪絡みの小説とは思えない爽快感がありました。