| 年月日 | 1997年10月13日 |
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| 書店 | 講談社文庫 |
| 著者 | 中島らも |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
古本屋で新品同様のまま並んでいたので、思わず買ってしまいました。アル中に関する造詣の深さに恐れ入りました。特に肝臓の写真三つの描写は「うぇっぷ。」って感じでした。あと、巻末の山田風太郎さんとの対談もおもしろいです。
三十五歳で死ぬことを三人の人間に予言された主人公は、酔うために若い頃にはドラッグ、成人してからは酒に溺れていた。そして、予言通り三十五歳で肝機能障害で危ない状態となり入院する。これは、主人公の入院日記であり、若い頃の思いこみから脱皮する物語でもあると思う。
私はどうやらアル中には縁がないようですけれど、その分他人に迷惑をかけているので、主人公の行動がなかなか恥ずかしかったです。満たされない思いは当たり前の代物だけど、それを自分だけが特別じゃないって認めるのは難しいですもんね。うう、恥ずかしい。