| 年月日 | 1997年10月18日 |
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| 書店 | 講談社 |
| 著者 | 京極夏彦 |
| ジャンル | ミステリ |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
知世さんが惚れている(?)ナツヒコさんの作品です。やっぱり人気があるものを素通りというのは了見が狭いと思ったので、今更読んでみました。
終戦後やや世間が落ち着いた頃、三文文士である関口、古書店を営み祈祷師であり神主でもある京極堂(って他に本名もあるけれど)と雑誌社勤めの妹敦子、人には見えない者が見える探偵榎木津など、世間で言うと変わった登場人物が活躍します。迷信と事実、意識と知覚の定義が妖しく交錯して、関口と一緒に危うい感覚に引き込まれるようなところがあります。
登場人物のあくの強さが私好みなので、たぶん漫画だったら一発でのめり込んでいることでしょう。好き嫌いや評価は他の作品を読むまで保留にします。だんだん読みづらくなっていくんですよねえ、この人の作品は。これはさくさく読めたけど、追っていくことに不安を感じないと言えば嘘になるでしょう。