| 年月日 | 1997年10月19日 |
|---|---|
| 書店 | 集英社 |
| 著者 | 篠田節子 |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 図書館 |
篠田節子のわりと初期の作品です。贋作師がおもしろかったので、借りてみました。
七色の絹に取りつかれた人々と、彼ら三人が生み出したが手に負えなくなった蚕を描くホラーとサスペンスが入り交じったような小説です。パニックの要素も入るかもしれません。ヒロインにあたる女性のディテールが、アクアリウムの時に自然保護運動に加わっていた人と似ています。もしかしたら、主題は同じものなのかもしれません。
これはおもしろいです。好きなタイプの小説ではないのに、ここが嫌だと思う要素がないし、大筋ではありがちな設定かもしれないのですが、鼻についたり見え見えと感じる部分もなかったです。気づかないうちに、すっと心に入ってしまったといったところでしょう。絹織物が気持ち悪くなってしまいました。