| 年月日 | 1997年10月26日 |
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| 書店 | 徳間書店 |
| 著者 | 浅田次郎 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 借りる |
西村さんからひめ様を経由して私が借りました。次はどこに旅するのでしょうねえ。この本は。
やくざの仲蔵親分がオーナーである通称プリズンホテルを舞台にした作品の第二作目です。今回一番の騒ぎは、やくざと警察の宴会場が隣り合わせになり、お互いに喧嘩になるところに元アイドル歌手がピストルを持って乱入するところでしょう。警察の宴会の幹事であるナベ長の登場で仲蔵親分と過去がまた一つ明かされ、一方孝ちゃんの方はやむを得ず同行した愛人お清の幼い娘ミカの中に自分の過去を見たり、支配人のドラ息子がどんどんまっとうになってきたりと、主要人物にもいろいろな変化があります。
アナクロな男女関係はともかく、それに目をつぶればなかなか笑えるし、ちょっといい話もあって楽しめます。深く考えないで笑ったり泣いたりできるので、気分転換にいい本だと思います。今回で一番好きだったのは、ミカ絡みの部分です。