| 年月日 | 1997年10月27日 |
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| 書店 | 徳間書店 |
| 著者 | 浅田次郎 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 借りる |
プリズンホテルの3作目です。安楽死やいじめの問題などの時事問題も盛り込まれた(?)小説です。泣かせる部分が多いですが、笑える部分も健在です。
救急センターのナースである阿部まりあ、山男である武蔵嶽男というわざとらしい名前の登場人物がいたり、いじめで自殺しようとする太郎という少年などあざとい設定がたくさんあるのに、なぜか気分良く読めてしまいます。普通シリーズものにこういう設定をされると私は間違いなく気分が悪くなりますが。孝ちゃんの亡父の富江さんへのプロポーズには泣けました。サチコのエピソードも泣けました。ただ、冬に死生観という問題を盛り込むのを粋とみるか、野暮とみるかは感想を書くだけでも難しい問題かも。