西岡常一と語る  木の家は三百年







本のデータ
年月日 1997年11月4日
書店 農村漁村文化協会
著者 原田紀子
ジャンル
本の出所 購入






西岡常一さんは法隆寺の宮大工で、薬師寺の復元作業にもたずわってきた方です。主に古来からの在来工法で建てられた民家についてのコメントを集めた本です。

仕事で木造住宅の建築に関わっているのですが、自分の今やっていることというのは一体なんだろうと考えさせられました。だからと言って、本来の意味での在来工法は文化財でもない限り、建てることはできません。一番身につまされたのは、基礎工事に関わることでした。仕事の上でも一般知識の上でもあまりに知らなさすぎたという感じです。あとは筋交いのことです。神戸の震災の時に、現在の基準法で必ず入れなければならないといわれている筋交いがどういう結果を引き起こしたのかという事実が、心に重くのしかかってきてしまいました。

文章中に出てきた民家でまだ壊されていないものがあるなら、見に行ってみようと思いました。







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