| 年月日 | 1997年11月15日 |
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| 書店 | 創元推理文庫 |
| 著者 | 北村 薫 |
| ジャンル | ミステリ |
| 本の出所 | 借りる |
円紫さんと私シリーズの第三作です。初めて人が死にますが、女の子をうまく書いているなあというのはそのままです。
私の母校の文化祭が今年は中止になった。その理由は、生徒会の役員であり、私とも顔なじみであった少女の転落事故のためだ。私の家のポストには意味不明の教科書のいたずら書きのコピーが投げ込まれる。死んだ少女の親友とひょんなことから関わった私は、転落事故の真相に深入りしていくこととなる。
読んで、「ああ、とうとう人が死んだのか。」と思いました。今までのシリーズの様子からすると、それを傍観する立場になるのか直接関わるのか予測がつかなかったので楽しめました。真相を追求する以外に、私の身の回りに起こるさまざまな日常の出来事と、親友である正ちゃん江美ちゃんとの会話がおもしろいです。私が中学校の同級生のバイクの後ろに乗ってしまった後の正ちゃんとの会話と、作品のモチーフになっている秋海棠のエピソードが印象的でした。