ジャンヌ・ダルク







本のデータ
年月日 1997年12月01日
書店 角川書店
著者 マーク・トウェイン
ジャンル
本の出所 図書館






不思議な少年 第44号と表紙のイラストを描いている人が一緒だったので、思わず借りてきてしまいました。言わずと知れたフランスの英雄ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた創作物です。史実に忠実ではないそうです。架空の人物であるところの秘書の秘書の視点から語られる物語です。

キリスト教の摩訶不思議さが描かれているといった印象です。ジャンヌという人物を聖人とするならば、その超然とした部分がすごくよく出ていると思います。特に魔女裁判の部分のやり取り(これを読むのが疲れたのですが)などが、くどい感じはしますが秀逸だと思います。

マーク・トウェインは、この物語を出版する時、著者名に物語の語り手であるジュール・ド・ルイ・コントという名前を使用しています。マーク・トウェインの名ではユーモアを期待されてしまうからだそうです。本筋より、あとがきのこのくだりの方にぐっとくるものを感じてしまいました。うう、困った読者ですねえ。





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