| 年月日 | 1997年12月21日 |
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| 書店 | 集英社 |
| 著者 | 藤本ひとみ |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 図書館 |
プラチナブロンドで美貌の鑑定医シャルルのシリーズ第三弾です。
ある老女が惨殺された。彼女の首は切り落とされて便座の上に置かれ、体には暴行の後があった。事件をきっかけに街の老女が次々に暴行と血の後を残して行方不明となる。古いこの猟奇殺人と、家柄の家庭で心を病む寸前の母と息子を主軸に、物語は意外な(でもないか)展開をみせる。
一見すきがなさそうなシャルルと、サブの主人公というべきベアトリスとその夫、彼女の実の息子と養子の総勢四人の母親に対するコンプレックスが交錯する気味の悪い話です。ばしばし専門用語が出てくるしスプラッタも多いのに、なぜかすごく読みやすいです。作品の善し悪しはよくわからないのだけれど、私は好きですし、今までのシリーズの中では一番いいと思います。(第二作だけはあんまり好きじゃないんです。)