| 年月日 | 1998年01月20日 |
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| 書店 | 双葉社 |
| 著者 | 宮部みゆき |
| ジャンル | ミステリ |
| 本の出所 | 図書館 |
宮部みゆきは、「魔術はささやく」と「レベル7」など超能力絡みのミステリだけ読んで実は馬鹿にしていたのですが、この本はおもしろかったです。主人公である休職中の刑事とその養子をとりまく人間関係のおもしろさと、事件に関わることになる人捜しを依頼する親戚の青年のありがちだけれど腹の立つ性格など、細かい描写もなかなかいいと思います。少し前の無理な住宅ローンの問題や、今のカード破産の問題を同じ線上においているのもおもしろいと思います。ただ、仕方のないことだとは思うのですが、主要人物以外の人間の性格があんまりだっていうことと、そういう人たちの性格を系統化しすぎているのになんとなくひっかかりを感じます。