| 年月日 | 1998年01月27日 |
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| 書店 | 草思社 |
| 著者 | 西岡常一 |
| ジャンル | ?? |
| 本の出所 | 購入 |
迷わず買う数少ないハードカバーが宮大工の西岡さん関係の本です。聖徳太子の伝記を小学生の頃に読み、それから法隆寺に魅了されている私にとって(だからといってそんなに詳しくはありませんが)、西岡さんの言葉は価値あるものなのです。この本では、法隆寺や薬師寺の再建のことや木造建築のことだけでなく、西岡さんの一生や家族との関わり、弟子との関わりも書いてあって、その部分が特に興味深かったです。仕事一筋でよき夫よき父にはなれなかったとあり、それが淡々とした調子なのが印象的でした。
知識はとりあえず記憶しておき、その理由を考えたことはあんまりないこと、 そして、仕事ができないのを周囲のせいにしていたことを、この本を読むたびに反省します。今回は、仕事は百パーセントできて当たり前、誉められたらそこで職人としての成長が止まるという言葉が、ずーんと重く響きました。職人ではないけれど、一応技術系の仕事をする人間として、常に心に留めておこうと思います。(