僕は模造人間
本のデータ
| 年月日 |
1998年02月22日 |
| 書店 |
新潮文庫 |
| 著者 |
島田雅彦 |
| ジャンル |
小説 |
| 本の出所 |
古本屋で購入 |
ある日、お薦め本占いのくじを調べていたら、私が入力していない本がありました。おお、こ、これは入力して下さった方がいるんだあ!!と喜んでみたものの読んだことのない本だったのでずっと探していました。たぶん、この本じゃないかと思うのですが、題名がちょっと違うんです。入力して下さった方、違っていたらメール下さい。
亜久間という名字に生まれつき、本当に悪魔の人格が芽生えたかもしれないという主人公が成長していく物語です。三島由紀夫の切腹の話や、バベルの塔などの終末的なエピソードと、彼自身の夢が交錯し、単純な私には理解できない小説となっています。関係ないかもしれないのですが、十代の頃に村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を知人に薦められたけれど、どうしても好きになれなかったことを思い出してしまいました。たぶん、自分が自分の人生を演じているというような感覚をもったことのある人は大勢いるのではないかと思うし、名前や周囲の期待通りに行動してしまうということは誰にでもあることだと思います。それでも、どうも理解を超えてしまう小説でした。まだまだ私の間口は狭いと反省しました。
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