| 年月日 | 1998年02月26日 |
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| 書店 | 集英社文庫 |
| 著者 | 連城三紀彦 |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
お薦め本占いに入力されていたので、試しに読んでみました。連城三紀彦を読んだのはこれが初めてです。実は、恋愛小説を書く人だとも知りませんでした。
洋画家の僕と、イラストレーターのセンセイとその妻との三角関係(?)を描く恋愛小説です。センセイの周囲に次々と現れる女の中には、僕のもと恋人である康子も重要な存在として登場します。あとがきには、クラシカルな恋愛小説の秀作とありました。
恋愛に対してシニカルな気持ちがあるせいか、あんまり感情移入して読めませんでした。特に、文章中でのミステリとしてのどんでん返しとある視点の変更は、読んでいて目が回ってなんだかわけがわからなくなりました。作者の筆にしてやられたというところだと思います。それにしても、読後の恋愛に対する絶望感ですっかり気分がブルーです。