| 年月日 | 1998年03月27日 |
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| 書店 | 角川文庫 |
| 著者 | アナイス・ニン |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
新装開店前の閉店セールで百円で買ってきました。映画をちょっと観たくて原作をちょっと読みたいという程度の好奇心しかなかったのですが、百円セールで気分が高揚して血迷ってしまいました。
著者であるアナイス・ニンの三万ページからなる日記がもととなっている告白文学。ヘンリー・ミラーとジューン夫妻二人に強烈に惹かれるアナイスと、その官能が描かれている。
赤裸々に綴られた日記というイメージから、自己中心的で内省的なものを想像していました。想像通りの内容だったのですが、好きにもなれないけれど嫌いじゃなかったです。私小説で官能を取り扱ったものは好き嫌いが別れます。文章から浮かび上がるアナイスという人物は、間違いなく嫌悪の対象となるタイプだというのに不思議でした。誉めたくはないけれど、人気があったのはうなづけますし、魅力的な日記じゃないかと思います。