| 年月日 | 1998年04月15日 |
|---|---|
| 書店 | 講談社 |
| 著者 | 恩田 陸 |
| ジャンル | ミステリ? |
| 本の出所 | 図書館 |
『光の帝国』の隣りにあったので、何気なく一緒に借りてきました。この本の方が私の好みです。
口コミで広がり、一般の出版ルートには乗らない荒削りな『三月は深き紅の淵を』という本にまつわるミステリー四部作です。第三部まではもろに私好みで絶賛だったのですが、第四部が難しすぎて結局全体の謎を解けないまま本の方から切り捨てられてしまった感触です。数回読み返したのですが、メモを取って付箋を貼って読んでも意味がわかりませんでした。たぶん、わからないって一度思いこんでしまって自分自身でも本に対して壁を作ったのだとは思うのですが、本の中で語られる恩田さんの美学や哲学からすると私のような読者は必要ないってことかもしれないと落ち込んでしまいました。
文章中に、自分の持っている物語を求めて本を読むといった意味の言葉があり、共感しました。だから、いい本とか為になる本っていうのではなくて、自分が求めているのは近い感覚で書かれた本なのかもしれません。