侯爵サドとセットになっている小説です。どうしても両方読む必要はないんですが、比べてみるとおもしろいです。 成長時における母性の存在がクローズアップされている歴史物です。サド侯爵夫人的な心情というと、どうも拒食症の発想と結びついてしまって、発想が広がりませんでした。親から自立できない人が現在増えていると言いますが、もしかしたらそういう時代がいくつか存在したのではないだろうかと考えてしまいました。