| 年月日 | 1998年05月26日 |
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| 書店 | 早川書房 |
| 著者 | F・ポール・ウィルスン |
| ジャンル | 医学サスペンス |
| 本の出所 | 図書館 |
密閉病室と同じ医学サスペンスです。この時の舞台のイングラム医大が登場人物のセリフにぽろっと出てくるのが憎いところです。
ジーナの希望は、政府のガイドライン委員会に参加して、そこに正義を盛り込むこと。そのために、のんびりした町に恋人を残して、両親の住む町に戻った。かつての恩人の美容外科を手伝いながら病院勤務をして機会をうかがっていた。恩人であるダンカン・ラズラムは彼女の目から見て相変わらず憧れる面もあったが、様子がおかしい。ガイドライン委員会のためにマーズデン上院議員に関わることになるジーナは、ラズラムの復讐に巻き込まれる。
ダンカンの復讐の手法に生理的な気持ち悪さを覚えたのと、彼を復讐に駆り立てたものの怖さ、そして何よりジーナの危機がすごくグロテスクでハラハラものでした。ダンカンとジーナの師弟関係が物語の後どうなるのかと考えると、ちょっとせつなくもなりました。一応、ハッピーエンドなんだけど、ひっかかるような気もします。