| 年月日 | 1998年06月05日 |
|---|---|
| 書店 | 集英社文庫 |
| 著者 | 船戸与一 |
| ジャンル | 冒険小説? |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
西村さんのご推薦をいただきまして、古本屋をかけずり回りました。最初1,2,4巻をいきつけの本屋で見つけたのですが、その後新品の本屋も含めて、なかなか3巻が見つかりませんでした。でも、執念深く探しているうちに揃えることができました。
日本の海外進出を陰から支える男「灰色熊」に魅せられた単なるお調子者である青年の成長物語とも言えますが、ハードボイルド復讐劇とも言えます。箱舟のモチーフや主人公と「灰色熊」の難病におかされた息子との心の結びつきなどは、いまいちピンとこないのですが、話自体にものすごく緊迫感と危機感が漂っていて、おもしろいです。先が気になるので、ちょっと寝不足になりました。それにしても、紹介文と内容の違いにはのけぞりました。主人公の変化は果たして成長といえるのか、ちょっと考え込んでしまいました。