| 年月日 | 1998年06月14日 |
|---|---|
| 書店 | 河出書房新社 |
| 著者 | 山田詠美 |
| ジャンル | 文学(?) |
| 本の出所 | 図書館 |
美しいえり子と主人公の濃密な友情を描く小説。としか言いようがなかったりして。
華やかなえり子の陰で、自分を見てもらいたいという欲求をふくらませていく主人公。主人公は麦生という同級生と肉体関係を持つことにより、周囲の視線を自分に向けることに成功する。それでも、えり子の影響からは逃れられないということを、「蝶々の纏足」という題名が暗示している。
個人的には、友情と恋愛は似ているし、近いものなんじゃないかと思う。この物語では、その辺のことは書いていないし、もしかしたら、恋愛と友情が近いものでは成り立たない話かもしれない。自分や周囲の人間関係を考えてしまった。