| 年月日 | 1998年06月18日 |
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| 書店 | 文芸春秋 |
| 著者 | ロバート・R・マキャモン |
| ジャンル | 小説 |
| 本の出所 | 図書館 |
殺人事件を目撃した少年の成長物語を軸に、信じる人にしか見えない不思議な出来事や、街の興亡、少年の心というものが、語られていきます。行ったこともない街のことが書いてあるのに、郷愁を誘います。
街や人の描写がリアルなのに、不思議な出来事が違和感なくとけ込んでいる小説です。偽善や正論のにおいは一切しないのに、いろいろなことが語りかけてくるような感じがして、ほうっというようなため息が出ます。私にとって美しい物語というのは、こういう本なのだろうなあと思います。