マンハッタンの戦慄(上・下)
本のデータ
| 年月日 |
1998年06月20日 |
| 書店 |
文芸春秋 |
| 著者 |
F・ポール・ウィルスン |
| ジャンル |
ホラー小説 |
| 本の出所 |
古本屋で購入 |
このシリーズを全部新品で揃えたら文庫とはいえ、懐にさぞや響くだろうなあと、迷っていたら、古本屋で6冊見つけました。残りの4冊は『ザ・キープ』と『リボーン』を見つけてから読もうと思います。
始末屋ジャックのもとに、別れた恋人ジーアから電話があった。別れた夫の叔母が行方不明になったから探して欲しいという話である。行方不明の叔母のバスルームからは、ラベルが貼られていない瓶に入った不気味な緑色の薬が残されていた。そして、同じ頃、インドの大使館員であるバクティから、祖母のネックレスを探して欲しいという依頼があった。そして、ジャックは、ジーアの別れた夫の一族への呪いとバクティの一族の復讐に巻き込まれていく。
表紙がおどろおどろしいので、読むのにためらいを感じたのですが、読みはじめたら止まらなかったです。呪いや復讐、インドの神話や伝承などの要素のおもしろさだけではなく、ジーアとあまりまっとうな商売についていないジャックとの心のやりとりには惹かれるものがあります。ジャックのキャラクターも魅力的でした。恐怖の対象はラコシかもしれないのですが、バクティと妹のコラバティの人格が一番気持ち悪かったです。
読んだ本1997へ