| 年月日 | 1998年10月12日 |
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| 書店 | 角川文庫 |
| 著者 | バーバラ・ヴァイン |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
大叔父からカントリーハウスを相続したアダムは、父と仲違いした。仲間のルーファスと共に相続した家を見に行き、ギリシャにバカンスに行く代わりに、そこでコミューンに似た暮らしを二ヶ月ばかり同世代の男女で営んだ。そして、数年後、人手に渡ったその家の動物墓地から人骨が発見される。結末では、意表を突かれてしまった。
自分の中に生真面目さがあるとする。ある時までそれは長所だと思っていたが、数年前から疑いを持ち始めた。この本はその疑いを濃くさせる。けれど下手に書かれると、著者に身勝手さを感じる内容が、ヴァイン(レンデル)の場合は純粋に闇を楽しめる。こういう心の動きもあるのかと妙に納得するのである。