| 年月日 | 1998年10月21日 |
|---|---|
| 書店 | 早川文庫 |
| 著者 | エルモア・レナード |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 古本屋で購入 |
以前読んだ、ウィルスンの「触手」と同じ題名と似た題材であるし、映画化もされているということで、興味が湧いて読むことにしました。ただ、この本に失礼なことに、勝手に的外れな期待をしてしまっていました。それさえなければ、もっと楽しめたんじゃないかと思います。
触れただけで病や傷を癒やしてしまう男ジューヴェナルに近づくことを、かつての上司ビルから頼まれたリンは、彼の純粋さにふれて恋してしまう。一方、ビルの他にも過激な宗教家などが、彼を利用することを考える。
不思議な力よりも、人間を描くという意味でおもしろ味のある小説でした。奇跡の周りで右往左往する人々の情景や、個性的な登場人物の漫画チックとも言える極端な性格の描き方がユーモラスなところが、ドタバタしているとも言えるし、魅力的でもあります。