| 年月日 | 1998年10月26日 |
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| 書店 | 毎日新聞社 |
| 著者 | 篠田節子 |
| ジャンル | パニック小説? |
| 本の出所 | 図書館 |
どらりんさんとこのHPの感想を見て、文庫本を買おうか買うまいか、いまだに迷い続けていたら、図書館にあるではないですか?ラッキー、出費が減ったぞ!とばかりに借りてきました。
埼玉県昭川市(って架空の市ですよね?)を、日本脳炎らしき伝染病が襲った。市民はマスコミなどからの情報に右往左往し、役所は自分の責任で動くことを躊躇い、国は都心じゃないから見て見ぬ振りをする。そんな中、少年のような正義感に燃える中年医師と、パートの看護婦、若手の市役所所員、ヒモである事務員が事実の解明に走り回るが、その間にも伝染病は猛威をふるう。
かっこいい登場人物は一切いなくて、小ずるさや青臭さなど負の部分に不思議な魅力があって興味深かった。蝸牛とウイルスの関係は前から知っていたけど、こういう本に出てくると、改めて怖くなります。映画のパラサイトイブで、子供たちが病院見学に来ているシーンにもありましたよね?