「禍いの荷を負う男」亭の殺人







本のデータ
年月日 1998年11月17日
書店 文春文庫
著者 マーサ・グライムズ
ジャンル ミステリ
本の出所 借りる





ママ、嘘を見抜くと一緒に、こめさんにお借りしました。ありがとうございます。

静かな村の、「禍いの荷を負う男」亭ではビール樽に頭を突っ込まれた死体が発見され、「ジャックとハンマー」亭では看板付近の大梁に吊られた死体が発見される。被害者はいずれも村人ではなかった。そして、ロンドンから派遣されたジュリー警部と、地元の元貴族メルローズが事件の謎を解く。

頭はいいけれど少々変わっている紳士メルローズと、彼の財産を狙い自分が有能だという幻想を持っている叔母のアガサの組み合わせが、すごく滑稽でおかしいです。最初、アガサには腹の立ち通しだったのですが、ジュリー警部やメルローズがからかうすべを覚えてきたりすると、あまり良心がいたまずに楽しめました。(あ、私って悪魔??)。私の独断と偏見によると、最初から犯人はわかっていたのですが、動機とか過去とかよくわからなかったので、それが明らかになっていく過程を楽しむことができました。全体に漂うイギリスが好きだわん!って雰囲気が好きかも。アガサの滑稽さはそういう意味でも生きているような気がします。




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