「独り残った先駆け馬丁」亭の密会







本のデータ
年月日 1999年2月10日
書店 文春文庫
著者 マーサ・グライムズ
ジャンル ミステリ
本の出所 借りる





リチャード・ジュリー警視シリーズ7作目。引き続き、こめさんから借りています。だんだん常連の登場人物に気を取られて、読んでいて本筋がわからなくなるという困った現象が起きています。

アイヴィという女性あ自分が巻いていたスカーフで首を絞められて殺された。その前に、シーラ・ブルームという女性も同じ手口で殺された。そして、アイヴィの婚約者だったというディヴィッド・マーに疑いがかかった。マーの疑いは見当違いだとルシンダ・シンクレアは、メルローズに相談を持ちかける。一方、ジュリー警視とウィギンス、マキャルヴィもこの事件の捜査を開始する。

だんだん、ウィギンズの情けなさが薄れていくような気がします。前作から登場したジュリー警視と同じアパートに住むキャロル・アンがすごくいい味を出しています。いつも怯えて家に閉じこもっているワッサーマン夫人が明るくなったりという変化もありました。でも、相変わらず、ヴィヴィアンが結婚できないのがちょっと可哀想かも。最初にも書きましたが、常連の登場人物のユーモラスな行動に気を取られて、どうも本筋を見失いがち。今回も比喩も入って、なかなか凝った作りだったし、やばい血縁関係絡みで、思いっきり好みな事件だったので、もったいなかったです。




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