「古き沈黙」亭のさても面妖
本のデータ
| 年月日 |
1999年3月15日 |
| 書店 |
文春文庫 |
| 著者 |
マーサ・グライムズ |
| ジャンル |
ミステリ |
| 本の出所 |
借りる |
リチャード・ジュリー警視シリーズの、たぶん9作目。この本もこめさんよりお借りしました。恥をさらすようですが、「面妖」とはどうやって読むんでしょうか?わたしは「めんよう」と読んだのですが、どうしても変換されないのでとても心配です。また間違って覚えているんでしょうか?
「古き沈黙」亭にいたジュリー警視の目の前で、ネル・ヒーリーが夫を射殺した。ネルの血のつながらない息子は、過去に誘拐されたまま戻らず、マキャルヴィはいまだにそのことがひっかかっていた。誘拐事件が起こった時、ネルは身代金を払わないと主張したのだった。そして、殺された夫の周囲の評判は完全無欠に近く、ネルは狂女の烙印を押されていた。しかし、マキャルヴィはネルを信じていた。ジュリーは事件が過去の誘拐と関係するものとして捜査を行い、ネルを救うために奔走する。
ネルや、ネルの息子の親友たちや人気のロックバンド「シロッコ」のメンバーといった、人間の描写がすごく美しいと思った。特に美化しているとも思えないので、なんとなく不思議な感覚だった。あと、今回のお話の見物は、驚いちゃうくらい情熱的なメルローズかもしれない。
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