かくれさと苦界行
本のデータ
| 年月日 |
1999年3月20日 |
| 書店 |
新潮文庫 |
| 著者 |
隆慶一郎 |
| ジャンル |
時代小説 |
| 本の出所 |
古本屋で購入 |
吉原御免状の続編。吉原に対抗する花街が江戸にできたが、そこはあまりにも暗い世界だった。しかも、その開業には、松永誠一郎の宿敵義仙と酒井が絡んでいた。
読み進んでみても、前作の勝山の印象があまりにも強烈で、話に関係なく泣けて泣けて仕方なかったです。しかも、話の中で誠一郎が勝山を引きずっているから、つられるようにして、勝山の最後のセリフがいつまでも頭の中でリフレインして、その度に涙がこみ上げてきてどうしようもないんです。本来、誠一郎の妻になったおしゃぶのようなタイプの女性が好きだし、勝山のような生き方は共感できないはずなのに、本当に不思議です。もちろん、誠一郎を初めとする戦いに生きる男たちは魅力的だし、読んでいて夢中になれる本でしたけれど、やっぱり、どう受け止めていいのかわかりません。最後まで読んで、さらにやり切れなくなってしまいました。どうして、あの男が。。。。。。。。(怒)
こんなに物語にのめりこんでしまったのは久しぶりです。頭に血が上って、まともな感想が書けません。許して下さい。
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