| 年月日 | 1999年3月26日 |
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| 書店 | 角川書店 |
| 著者 | 小林泰三 |
| ジャンル | ホラー? |
| 本の出所 | 借りる |
まなみさんからお借りしました。ありがとうございます。
おもちゃでも生物でもなんでも治してしまう人間が登場する『玩具修理者』と、時間を知覚する能力が欠如した男たちと謎の女性の関わりを描く『酔歩する男』の二篇からなる短編(中編かも)集。玩具修理者の修理の方法の気持ち悪さや、彼に関わった姉弟の壊れ方がいいです。印象に残ったのは、生物と非生物の定義の理論かも。でも、本当は『酔歩する男』の方が怖いのかも。人生がどんどん悪くなっていったり、時間が連続しないことによる恐怖の描写に危険な感触の心の浮遊感がありました。