| 年月日 | 1999年6月02日 |
|---|---|
| 書店 | 双葉文庫 |
| 著者 | 貫井徳郎 |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 借りる |
この本も、ちせりんにお借りしました。ありがとうございます。
一見窓際族に見える警視庁人事部の環には、もう一つの顔があった。彼の依頼を受けるのは三人、私立探偵と、倉持、托鉢僧。若者の多すぎる失踪に漠然とした特徴があることから、彼らは動き始める。登場人物がすごく個性的で、絶対に嘘っぱちってわかっているのに、心の動きとか社会的な背景や細かいところがリアルに感じられて、のめりこめた。
今回の主役である私立探偵原田の父と娘の関係修復の話は、ちょっとほろりとさせられた。数年前、完全失踪マニュアルを読んで誘惑にかられたことがあったのだけれど、やっぱり踏みとどまってよかったと思った。本の中にもあったけれど、自分からは絶対に逃げられないもんね。