| 年月日 | 1999年7月5日 |
|---|---|
| 書店 | 集英社 |
| 著者 | 貫井徳郎 |
| ジャンル | 短編集 |
| 本の出所 | 借りる |
杏さんにお借りしました。ありがとうございました。
「長く孤独な誘拐」「24羽の目撃者」「光と影の誘惑」「我が母のおしえたまいし歌」の四編からなる中編集。一編一編にかなりボリュームがあって満足感がありました。 「24羽の目撃者」だけ舞台が海外で軽いタッチでした。案外コメディータッチもいいかもしれないと思いつつ、他の三編の暗さに惹かれてしまいました。好みとしては、あまりにもやり切れない結末の「長く孤独な誘拐」、読み応えは「光と影の誘惑」の方があったかなという感じ。「母の教えたまいし歌」は読んでいる時はこれが一番かなと思ったのだけれど、読み終えて振り返ってみると何を書いていいのかわからくなってしまいました。倒錯した感じが気に入っていたのかなあと思います。