理由
本のデータ
| 年月日 |
1999年7月7日 |
| 書店 |
朝日新聞社 |
| 著者 |
宮部みゆき |
| ジャンル |
? |
| 本の出所 |
図書館 |
朝日新聞の連載を、ときどきちょこっと読んでいたのですが、たまに読むだけでは全然意味不明だったので、いつか通して読もうと思っていたので、ようやく借りられてすっきりしました。
バブルの頃に建設された高級マンションで、一家四人と思われる死体が発見された。その事件を、関係者それぞれの視点から描いた小説。競売に絡む問題やバブル自体やはじけた後の問題についても、丁寧に追ってあるような感じ。
宮部みゆきさんの本は、数年前に狂ったように数冊読んだのですが、それ以来ご無沙汰でした。その時に読んだ本の印象から、勝手に読みやすくて読後感がいいというイメージがあったので、正直なところ読み始めて面食らいました。私的には、最初の方の綾子という登場人物の印象が希薄で、途中で何度も読み返すこととなってしまいました。全体的な印象としては、主要な登場人物の事件との関わりだけでなく、それまでの人生にも関わる原因があるという視点(と勝手に思ったのですが)がかなり好みでした。改めて思ったのは、宮部さんの描く少年像ってやっぱり素敵だなということ。
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