ファンタスシス
本のデータ
| 年月日 |
1999年7月17日 |
| 書店 |
ちくま文庫 |
| 著者 |
ジョージ・マクドナルド |
| ジャンル |
ファンタジー? |
| 本の出所 |
購入 |
この本は、高校生時代からの憧れの本。その頃私はファンタジーが好きでした。不思議の国のアリスを読もうかと思っていた時、ルイス・キャロルが影響を受けた作家と書いてある「リリス」を発見して、これを購入しました。アリスを読まないうちに。そんな私は不思議の国のアリスは英語の教科書に出てきた部分しか未だに知りません。その後、「北風のうしろの国」「黄金の鍵」などを読み、「ファンタスシス」の存在を知ったのですがどうしても入手できませんでした。この年になって、読めるとは思ってもみなかったです。偶然、こめっちさんちの掲示板できよちゃんさんの書き込みを発見できて、本当にラッキーでした。お二人ともありがとうございました。
妖精の血を引く主人公が、妖精の森に行き、そこでの経験を通して成長していく。その出来事は現実か夢かはっきりしないけれど、主人公の心には確かに何かが刻まれていくということ、美しい女性への憧れや裏切り、友情のようで友情でない感情など、漠然としたものがはっきりした形をとらずに、私の心の中にきれぎれの印象を残したといった感じ。リリスや北風のうしろの国と比べて、わかりにくいけれど、テーマは共通なのじゃないかと感じました。ジョージ・マクドナルドという作家の輪郭がもう少しはっきりしたような気がします。特に「リリス」を読み返したくなりました。
読んだ本1997へ