| 年月日 | 1999年7月20日 |
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| 書店 | 創元推理文庫 |
| 著者 | ドン・ウィンズロウ |
| ジャンル | ミステリ |
| 本の出所 | 購入 |
ボビーZの気怠く優雅な人生が面白かったので、平台にシリーズ三冊がまとめて置いてあったのを見て、思わず全部買ってきてしまいました。火花様には面白くなるお呪いをしてもらいました。(笑)
母親はヤク中、父親は名前も顔も知らない、本人はかっぱらいをしてくらすニール・ケアリー少年は、探偵のジョー・グレアムの財布をくすねた。グレアムは、自分が働いている組織に自分の手下として働かないかとニールに持ちかけ、ニールは探偵としての修行を積む。彼は二十三才となった時、副大統領候補の家出娘を連れ戻しに、ロンドンのダークサイドに踏み込む。
二十三才にして、ある部分は若さがなく、ナイーブな部分を残したままというニールが魅力的。大活躍とあらすじには書いてあるけれど、実際はそんなに胸がすくような活躍ではなくて、そこがハラハラドキドキする。生い立ちと現在が交互に語られて、現在と過去の心の傷が交錯する部分が切なくてよかった。