| 年月日 | 1999年7月26日 |
|---|---|
| 書店 | 集英社 |
| 著者 | 佐藤賢一 |
| ジャンル | ? |
| 本の出所 | 図書館 |
ふじこさんやRE−QUINさんの感想とあらすじをチェックして、図書館に佐藤賢一さんの本を探しに行ったのですが、やっぱりほとんど貸し出し中ということで、残り一冊だったこの本を借りてきました。
スペインへの使節への舟に乗り込んだ一人の武士が、その地に留まって活躍する冒険ファンタジー(?)文化の違いや、当時の男女の考え方をシャープに表現しつつ、魅力的な主人公を描いているような気がします。最後の方のぺぺとのエピソード(泣いてしまいました)と、ネラという女性とのエピソードはなんとなく好きですし、結末もファンタジックで救いがありました。ただ、傭兵ピエールの時と一緒で女性があんまりにも粗末に扱われるのがときどきぐさっときたこと、新人賞に募集した作品で枚数制限があったのかボリュームが足りなかったことが引っかかりました。社会人になる前だったら、素直に楽しめたなと思うとそれがすごく残念です。あとは未読の「王妃の離婚(でしたっけ?)」に期待します。